滋賀県湖南市の高齢者福祉施設

今年もピスガこうせいの共同墓地で昇天者記念礼拝を行いました（昇天者記念礼拝とは、つまりお墓参りです。）。

ケアハウスで人生を共にした数名の方が眠るお墓の前で讃美歌を歌い、献花を行いました。参加者の皆様で故人との在りし日のことを皆さんで話をされて懐かしんでおられました。

天気にも恵まれ、礼拝の後には西應寺の庭園も散策しました。見事な景観の中を散策しながらゆったりとした時を過ごし、参加者された入居者の方も「来てよかった」と笑顔を浮かべていらっしゃいました。さらに西應寺さんのご厚意で客殿も見学させていただき、お寺の歴史について教えていただきました。

ピスガこうせいでの出会いが入居者の皆様にとって幸いとなり、死してなお語られるということは、入居者の心の中で生き続けていくことなのだと知りました。そんなひと時を入居者の皆様と一緒に過ごすことができ、４月に入職した私にとってピスガの皆さんの温かり心に触れることができ、とっても幸せな一日でした。

＊ピスガこうせいのお墓ができたのは、ある入居者の方が最期のときまでピスガこうせいに住み、お墓に入いりたいと願っておられました。その方がお墓を探していた時に、西應寺さんがお墓の造成されていたタイミングと重なり見晴らしのいい場所を購入することができました。その方が購入されましたが、自分のお墓があったことが分かり、その場所をその方のご寄付と私たちが足りない部分を購入し現在に至ります。そのお墓に入りたいということで５名の方が安らかに眠られています。