2021.03.03

お雛様の思い出

ゆめとまの家おしどりです。 

おひなさまの時期になり、その日に合わせて、手作りお雛様を作成。細かい作業は少しづつ丁寧に。完成すると、「家に飾ったでー」とたくさんの嬉しい声が…!

 

そして、本日3月3日 おひなさまの思い出を

Aさんが記事にして下さいました。

 

以下Aさん

『今日は令和3年3月3日。昔からある女性のまつり「ひなまつりの日」だ。一体何度目のおひなさまにお目にかかることだろう。

昭和のはじめに生まれ、若い両親が私のために買い揃えたのは、御殿飾りで内裏さま、三人官女がその中に入っていらっしゃる。下の段には、赤毛せんの上に五人ばやし右大臣、左大臣、箪笥、長持ち、祝膳など…

右近の桜、左近の橘、ご殿の左右にはぼんぼりがほのかな灯りをともしている。

母の手作りのちらしずしに親子三人で舌づつみ。弟が何人も出来、世の中は戦争のニュースが流れる中、おひなさま毎年飾られていた。

結婚して三人の娘に恵まれ、実家から私のおひなさまが届いた。生活に追われ、買ってやる余裕もなく、私のおひなさまで娘たちは、それでも喜んで友達を誘ってその前で遊んでいた。

初孫の女の子には、京都の知人の紹介の人形店で大きな内裏雛、金屏風、ぼんぼり、桜、橘を床の間に赤もうせんを敷いて飾るのが、私の毎年の仕事になった。幾箱も物置から出し入れするのも大変。私もいつの間にか卒寿を迎え、一人暮らしになり、もうその役目を辞退。

昨年からお世話になっているデイサービスでスタッフの手伝いで紙で内裏雛を作ることになり、皆に配られ、我が家の玄関に暖かい粧いが出来た。

ひなまつりの当日は昼食にちらしずし、茶碗むしのメニューが用意されている

みんなで頂くひなまつりのご馳走今までの数々の思い出がよみがえることだろう。

 

 

 

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