2022.12.07
口腔体操の効果は絶大!
こんにちは!
ぼだいじホームヘルパーステーションです♪
今回は、口腔体操をキッカケに以前の活気を取り戻された、ご利用者のMさんをご紹介します。
それは、Mさんの娘さんから、ヘルパーにこのような相談があったのが始まりでした。
「母の食欲がない」
「会話も減った」
娘さんは、私達ヘルパーだけでなく、訪問リハビリの先生にも悩みを相談されていました。
相談を聞き、訪問リハビリの方から「口腔体操」の提案が💡ありました。
自宅でできる、簡単で無理なく続けられる口腔体操。
ヘルパーも一緒に見学してもいいとの事だったので、さっそく同席し、専門的な知識と共に口腔体操の指導を受けました。
ポイントは以下の4点。
- 見本となる口の動きを、Mさんに見てもらう
- ハッキリ大きな口を開ける
- 口の動きだけではなく、声も出す
- 1つずつ、ゆっくり実践してもらう
さっそく次の訪問時から、食事の前に実践してみました。
「あ・い・う・え・お」をそれぞれ5回ずつ、大きな口で声を出す体操。
次に、アゴの力を使ってヘルパーの手を下に押す体操。
限られた時間の中で実施するので、たくさんの体操はできませんが、毎日、繰り返し行うことでご利用者に変化が!
日に日に食事量が増え、活気が出て笑顔まで見せて下さるようになったのです。
口腔体操は、嚥下機能の低下の予防だけでなく、生活の質の向上やコミュニケーションにも繋がると言われています。
今回、Mさんとの関わりを通して、その変化を目の当たりにすることができました!
それ以来毎日、この口腔体操をしてから食事をされています。
今では、食事前の楽しいひと時となっているように感じます。
娘さんも、ヘルパーとMさんが楽しく口腔体操・食事をしているのを見て、とても喜んでくださっています。
「もうダメかも・・・」と諦めたくなるような事でも、何かをキッカケに気持ちや行動に変化が出てくるって素晴らしいですね!
ご家族の悩みが、多職種との連携により解決するお手伝いができて、ヘルパーは本当にやりがいを感じる仕事です。
これからも、お元気に在宅生活を送って頂けるよう、支援させていただきます。
ぼだいじホームヘルパーステーション