滋賀県湖南市の高齢者福祉施設

こんにちは！

ぼだいじホームヘルパーステーションです😊

 

 

今回はデイサービスへ行かれているご利用者、T様の「迎え入れ」サービスについてご紹介します。

 

 

「迎え入れ」サービスは、デイサービスから戻られた際に、デイサービススタッフとヘルパースタッフが連携して、安全に帰宅できるように支援するサービスです。

 

 

お家の中に入っていただくことに加えて、必要に応じて、服からパジャマに着替えたり、水分補給のお手伝いをしたり、排泄介助をしている方もおられます。

 

 

まず、T様がヘルパー利用をされる事になったキッカケをお伝えします。

 

車イスを使用する生活になられたタイミングで、住宅改修をされました。

 

しかし、玄関には段差があり車イスでの移動は難しいため、移動の際はスロープを使用することになりました。併せて、デイサービスへ行かれる日だけ、ご家族の負担軽減の為にヘルパー利用が始まりました。

 

 

 

デイサービスの帰宅時間に合わせて、ヘルパーが訪問。ご家族様と一緒に玄関のスロープの設置を行います。

 

 

デイサービスの送迎車が自宅前に着くと、ヘルパーは奥様に戻られたことを伝え、奥様と一緒にお出迎えします😊

 

 

デイサービス職員さんとバトンタッチし、ヘルパーはT様を車イスでご自宅の中へ、奥様はデイサービスの荷物を持ってくださいます。

 

この時の注意点は・・・

• 足が車イスから落ちていないか
• 手は車イスの内側にちゃんと入っているか

 

さりげなく、ヘルパーはチェックしています（◆_◆）✨

 

次に玄関前には段差があるので、スロープを使用。

 

 

スロープは段差を解消してくれるので、車イスでもスムーズに進みます。T様の自宅は玄関の中にも段差があるので、スロープは二段階活用です！

 

 

ヘルパーの腕の見せ所は、何と言っても家の間取りを把握して、車イスを自由自在に操作する技術！

 

施設とは違い、段差や角・狭い廊下など家によって生活導線は様々です。T様の体型や家具の配置など、室内の導線がしっかり頭に入ってないと意外と難しいし、危険も伴います。

 

普段から慣れているヘルパーなので、T様も安心してお喋りしながら、安全に室内へ入ることができました♪

 

次に、車イスからベッドへの移乗介助です。ベッド移乗には、スライディングボードを使用します。

 

 

スライディングボードは、ベッド↔車イスなどの移乗を、少しの力で座面を滑らせながら移乗する事ができる福祉用具の1つです。

 

 

T様は、入院時に病院で使っておられたため、退院後も移乗の際はそのまま使用することになりました。

 

 

ぼだいじホームヘルパーステーションは、法人のノーリフティングケアの研修を受けています。

 

利用者様にもスタッフにも、優しいノーリフティングケアの観点から、車イスやベッドの移乗の際には写真のスライディングボードなどの用具を状況に合わせて使用します。

 

ツルツルした素材で、移乗するときに利用者様の移乗への負担・介助者の負担軽減になります。

 

 

T様もスライディングボードの使い方を、しっかりマスターして下さっているので、ヘルパーの声掛けでボードの設置もスムーズです♪

 

 

 

スルスル～っと無事にベッドへ移ることが出来ました。

 

 

T様もベッドまで戻るとひと段落したようで「あ～、ホッとした」と笑顔を見せて下さいました😊

 

 

そこへ奥様が飲み物を持って来られ、T様は水分補給をされます。素敵な光景をシャッターに収めることができました！

 

 

ヘルパーは、この間に次の介助の準備に取り掛かります。

 

 

飲んですぐ横になると誤嚥などのリスクがあるので、しばらく座った状態で過ごして頂くもの大切です。

 

 

最後にご夫婦の２ショットを撮らせて頂きました。

 

 

「撮らせてください」とお願いすると「なんや恥ずかしいな～」「どうする？」と奥様に確認して下さる紳士的なT様♡先ほどまでニコニコされていたのに、カメラを向けると緊張され、笑顔が～～～( ;∀;)

 

 

ですが、しっかりご夫婦の仲の良さも拝見することができ、ホッコリした気持ちになりました。

 

 

T様ご夫婦、撮影のご協力ありがとうございました✨

 

 

『安全第一』を心がけて、今後も利用者様が無事に外出先から帰宅できるよう、そしてお二人の笑顔が続くよう、支援させて頂きます🍀