2022.11.02
元気の源は台所に!
こんにちは!
ぼだいじホームヘルパーステーションです😊
今回は、自宅での骨折→入院から、お元気に退院されてきたK様についてのお話をご紹介したいと思います!
一人暮らしの自宅で、頑張って歩行練習をしていたK様。庭で1人、歩行練習をしていた際に転倒して骨折され、入院されました。
その後、手術と3ヶ月間のリハビリを終えて、無事に退院されました!
久しぶりにお会いしたK様は、入院前と歩行状態など変わらず、お元気そうでした。「病院で頑張ってリハビリされたんですね!」とお話しすると「家に早く帰りたいから頑張ったのよ」と。
「家で生活したい」という気持ちが強いK様は、デイサービスなどに行くことはされず、自宅で訪問介護の生活支援と、訪問リハビリのサービスを受けて生活中です。
近所の方から貰った野菜と、自分で商品カタログから選んで購入している宅配サービスで届く食材を使い、こだわりの台所でお料理も頑張ってされています。
「もうダメだわ」「しんどい」と精神的に落ち込まれることもありますが、「そんなことないですよ。いつも頑張ってはる姿を見て知ってますから。今日はそんな姿を、記念に写真に撮っていいですか?」と尋ねると「そーぉ?嬉しいわー。じゃぁやってみようかな」と、やる気を出して下さいました!
この日は、近所の方から貰った小松菜を手際よく包丁でカット。
宅配サービスで、仕入れた豚肉を湯がく。
そして、いつも使っているお鍋💡
お水の量も調味料の加減も火にかける時間もぜーんぶバッチリ頭の中に入っている、すっかり体に馴染んたいつものお鍋。
本当に、凄く使い込まれていますね~。
お聞きすると、K様が50年近く愛用されている銅の打ち出しのお鍋だそうです!錫(すず)メッキで手直しをしながら、大切に使っている、とのこと。取っ手が取れているのですが、それでも「このお鍋が良いの」と、魚料理・お肉料理をこの銅の鍋で楽しまれています。
普通のアルミ鍋だと思っていた私は、「もう買い替え時ですね」なんて、失礼な事を言ってしまうところでした💦
娘さんが小さい頃から、このお鍋で美味しい料理を日々作っていたのだと思うと、買い替えなんて出来ませんね。
学校の先生、ヨガの講師をされていたこともあり、健康面には気を使ってらっしゃいます。お出汁も粉末なんて使いません!カツオ・煮干し・昆布を使って体に優しいお出汁で煮炊き物を作っておられます。
何より、「この家で生活がしたい」という強い気持ちで、お元気に退院されて本当に良かったです。
これからも、その調子で好きな家で思うような生活が出来るよう、私たちヘルパーも、お手伝いさせて頂きます!
ぼだいじホームヘルパーステーション