2019.05.10
見える化の効果!
見える化
デイサービスセンター虹では、色々な場面で“見える化”を行っています。
職員の業務の中で、誰でも直感的に分るように仕事の段取りやミス防止のための見える化を行っています。
また、利用者様へも、自らの意思で考えて行動していただけるように、見える化への取り組みを行うことで様々な変化が表れてきています。
その中から2つ程紹介させて頂きます。
1つ目は、デイサービスセンター虹では午後から沢山のプログラムから利用者様が選択し、やってみたいと思うプログラムを実施しています。
14:00からの散歩プログラムでは、~365歩のマーチ~を流し屋内や屋外歩行をして頂いています。どこを歩くのか・またどれくらいの距離なのかを、地図を貼りだして見える化しています。
そして、これまでにどれくらい歩いたのかを見える様にもしています。45mを歩いてもらえたらシール1枚を意識を高めていただければと思って自ら貼ってもらいます。
「私も頑張らないと!!」と切磋琢磨される姿もみられます。歩いた距離の見える化により、「今回は~~さんが頑張ってるなぁ。」
職員との間だけではなく利用者様間での激励や互いに頑張り合う様子を見られるようになり、私達は嬉しく思っています。
2つ目も、選択プログラムの中から、カラオケを選択された利用者様の中で選曲するさいにカラオケの使い方や、選曲番号が分からないと、今までは大きな声で職員を呼んでおられ、すぐに行ける時はいいのですが、いけない時もあり待たれることもありました。
こちらも自ら利用者様でできるように、写真のように選曲番号を大きく書き、手順を示した説明書を作ると、利用者様同士で「次はこれを歌うから~~~番。」「しっかりボタン押せてないで。」「おっ!!流れた流れた。ありがとう。」等と協力しあいながら選曲して頂けるようになりました。
利用者様にも、見える化により“したいと思うことができるようになってきている”と実感しているように感じています。
私達や、利用者様の様子を見ていると、情報や物事の全体が、誰にでも分かるようにすることの大切さを感じている今日この頃です。
ぼだいじデイサービスセンター虹