2019.08.05
元気と笑顔が見えるデイサービス
7/26(金)のお送りの車中の会話で、男性3人で話していました。
スタッフ「もうすぐ8月ですね。戦艦大和の映画があるそうですよ」
Aさん「それはええな・かっこええよな。戦争の映画よく見たわ」
スタッフ「トラトラトラとかありましたね。
Aさん「なんぼでも見てられる映画だわ」
スタッフ「そういえばパールハーバーっていう映画もありましたけど、日本語では真珠湾という意味ですがどうして、真珠湾ていうんでしょうね?真珠がよくとれるからでしょうかね?」
AさんBさん「さーどうやったかな」という話をしていました。
1週間後8/2(金)Bさんが「真珠湾の意味わかったで。」と職員を呼び止めてくださいました。「上空から見た湾の形が真珠を作るアコウ貝の形に見えるから真珠湾ていうんや。ハワイには2回行ったことあるから、先週の話聞いて、手帳を探して見返したら載ってたんや。」との事でした。
「そういえば、ハワイに行ったときに説明があったな。」と思い出し、親切に家で手帳を調べ、1週間前に話した事をずっと気に留めていてくださり、私になんとか伝えてあげなくっちゃと思ってくださる、思いやりがとても嬉しく、ご利用者さんとの繋がりを感じられたひと時でした。
法人内研修で他事業所の発表で、リハビリだけでなく、リハビリとウォーキングをしていたグループが「タッチアップアンドゴー」とバランスの向上に効果があったと聞きました。また、ずっと座っている事はエコノミー症候群になる可能性があると言われていることから、虹では歩く機会を増やすことに力を入れています。
座席から洗濯物を干す場所・盛りつけをする場所は離しています。作業をする場所まで歩くだけで20mは歩きます。最近までは食事の盛りつけされたお膳をのせたカートを皆さんの座席の近くまで持っていき、とりにきていただいていました。
しかし、これでは、歩行が自立の方しか取りに来られなかったのです。
そこで、カートを機能訓練スペースに置き、歩行器歩行の人も導線が確保され、取りに来られるようになりました。
また、歩行距離も5m⇒20mにも伸びました。また、他の方の分も持って行ってあげたいと思ってくださるようになり、多い方で5往復してくださる方もいます。ただ歩く事も大事ですが、役割感を持って歩く事は、体と心が元気につながり、「元気が見えるデイサービス」につながっている事が実感できたチャレンジとなりました。
ぼだいじデイサービスセンター虹