2019.08.19
元気が見えるデイサービスの、新たな取り組み
虹のゴーヤ棚も青々と葉が伸びてき、大小のゴーヤ育ってきました。
「だいぶ大きくなってきたね」と毎日外に見に行き楽しみにされる利用者さんもおられ、話題にあがるようになりました。「ゴーヤと言ったらゴーチャンプルよね」の声が飛び交うようになり、「13日(火)にゴーヤチャンプル作りをしましょう」となりました。当日は「あそこに大きなのがある!」とみんなで、グリーンカーテンに埋もれたゴーヤを楽しく探しながら、大きなゴーヤを10本以上収穫しました。
【このグリーンカーテンは湖南市のボランティアさんが設置してくださったものです】
そして、ご利用者さんがゴーヤを縦に半分に切り、白い綿を丁寧に取り除き、キレイに薄切りしてくださいました。
次に、ゴーヤと豆腐、玉子、本場の沖縄に合わせスパムをフライパンに入れ炒めてくださいました。「久しぶりに料理します」と言われながらも手際よくしてくださいました。また、今まで、料理の経験のない男性のご利用者さんも、やってみようと思ってくださり、「ここに来たらいろんなことをさせてもらうな」と、にこやかに炒めてくださいました。
ゴーヤチャンプルの香りがデイ中に広がり「おいしそうなにおいやね」「たのしみやね」とお待ちくださっているご利用者さんも楽しみにしておられました。
初めてゴーヤを食べた人は「こんな味がするねんな」と感動されていたり「この苦味がうまい」と声が聞けたり、他のおかずは食べていないが、チャンプルだけ食べられた利用者さんもおらたりと、皆さんに珍しい物を食べていただけ、非日常を感じていただける機会となりました。
食事の時に、多くのご利用者さんの活動につながるように、今まで一台だった配膳ワゴンを、3台に増やしました。男性ご利用者さんに、組み立ての協力をお願いすると、ぞくぞくと集まりました。材料の形を見て、組合せを考え完成させてくださいました。
早速使用すると、3台にする事で、配膳下膳が待ち時間なく、多くのご利用者さんができるようになりました。また、今までよりも、安定したワゴンなので、車椅子の方も、安定して押すことができます。横にワゴンを置いておくとご自身の食べたお膳を乗せて返却をストレス無くしてくださっていました。「自分の物を運べるのは良い事」とおっしゃられて、自分で出来る事が増えて満足度の向上につながりました。
ぼだいじデイサービスセンター虹