滋賀県湖南市の高齢者福祉施設

近江ちいろば会は１９９５年の開設以来、滋賀県湖南市に開設した認知症対応型デイサービス「ぼだいじデイサービスセンターいこい」を通して、質の高い認知症ケアに取り組んできました。

２００２年には認知症の方が必要なケアを受けながら共に生活できる場として「グループホームぼだいじ」を、２００７年には２つめの認知症対応型デイサービス「中央デイサービスセンターしんあい」を開設しました。

 

２０１２年には、隣の滋賀県甲賀市にも活動の場を広げ、認知症対応型の「グループホームみなくちみんなの家」を開設し、認知症の方に対するサービス提供に尽力してきました。

 

また、行方不明者の発見保護訓練、認知症について地域の方に学んでいただくための地域講演会、認知症サポーター養成の協力など、より多くの方に認知症について知っていただけるようにと活動を続けています。

 

２０２５年には、認知症の方が高齢者の２０％、７００万人にも達する時代となります。
認知症になっても慣れ親しんだ地域社会で暮らせる社会を目指して、そして家族が認知症になっても安心して生活いただけるように、介護保険サービスの提供と共に地域の方々に認知症を知っていただき、私たちも含めて共に学んでいけるような活動を、これからも継続して行っていきます。