2021.12.16
ぽんた焼き 美味しかったです(^^♪
滋賀県甲賀市にある知的障がいのある人達の入所施設「信楽青年寮」では、昭和30年の設立以来、利用者の方たちが陶器作りや絵画等の作品作りを行ったり、イベントを通して地域住民の方たちと交流を持つなど、地元に根差した生活をされています。
今日は、その信楽青年寮から、オリジナルのお菓子「ぽんた焼き」の販売に来ていただきました。
ぽんた焼きとは、タヌキの形をした生地に餡を挟んで焼き上げた焼きまんじゅうで、たい焼きのタヌキバージョンと言ったところでしょうか。あんことカスタードクリームの2種類があり、1つ100円で販売されています。使われているタヌキ型は、利用者の方がデザインされたものだそうで、地域のお祭りなどで販売されているほか、東日本大震災後には何度か東北まで職員と利用者さんが赴き、仮設住宅や福祉施設の方たちに差し入れを行ったこともあるそう。今回縁があって、移動販売車でケアハウスまで来ていただき、玄関前で焼き立てアツアツのぽんた焼きを販売していただきました。
到着したぽんた号にのぼりが立ち、手際よくぽんた焼きが焼き始められると、とたんにその場がお祭りのような雰囲気に変わり、入居者の方たちや、グループホームの利用者さん、そして職員までもが誘われるように集まってきて、あっという間に行列に。1つだけでなく5個10個と買い求める方もおられたため、短時間で予定していた販売数を上回り、予備の分も含め見事に完売となりました。
中にはその場で1つ味見をし、美味しかったともう一度列に並ばれる方も。寒い季節に作りたてホカホカの甘い焼きまんじゅうを食べるのは格別でした。
ぽんた焼きのほかにも、青年寮の利用者さんが手織りされた「さをり織り」の布で作られた小物や、かわいいイラストを使った缶バッチも販売されており、そちらも目を惹きつけていました。
大好評のぽんた焼き、次回の販売も楽しみです!
ケアハウス ピスガこうせい