滋賀県湖南市の高齢者福祉施設

ヘルパー日記（２）

ヘルパー歴16年で、初めて認知症介護実践者研修に参加させていただいています。
全8回中5回を修了しました。

どちらかというと、研修とか人前で話すのが苦手な方で、いままでこうした研修に一人で参加するのは避けてきました。

 

 

法人内で認知症研修もしっかりあるのでよいかな、と思っていたのですが、今回、多様な視点でじっくり一人の対象者を観察し、他の事業所の方たちの意見を聞くことで、今までの自分目線の考え方やケアの仕方に気が付いて、ご利用者様を見る目も大きく変わってきたように思います。

私が対象とさせていただいた方は、ヘルパーなど訪問する人への拒否が強く、顔を見せると「もう帰ってくれ」、と部屋にも入れてもらえないことがある方です。しかし、デイサービスには、ちゃんと行かれています。その方の気持ちや生活する立場にたって、いろんな環境や人の関わりを考えて、どうしてそんな風に言われるのか、想像力をたくましくして考えています。

事前レポートや出張復命書の記入など、大変だなと思うこともありますが、この前のレポートでは、所長や先輩に褒めていただき少し嬉しい気持ちになりました。