2018.10.15
知恵袋に入ってないもん(つるし柿の巻)
渋柿をたくさんいただきましたので、みんなでつるし柿を作りました。女性陣が柿を剥いていると、一人の男性が「わしはもっと皮を薄く剥けるで」というので、さっそく包丁と柿をお渡しして皮むきを手伝っていただきました。女性陣はというと、みなさん皮が固くて難渋しておられます。包丁が入らず皮むき器で剥いておられる方もおられます。さきほどの男性は、言うだけあってきれいに剥いて行かれますが、途中から包丁の切れが悪い、もっと小型の果物用ナイフだったらもっと薄く切れるのに、といいながら段々、果肉もたっぷりの皮が剥けてきました。次は、ひもで3~4個ずつ括っていくのですがこれがまたひと苦労、手が思うように動かず柿の汁で手がぬるぬるするし、転がるしでわいわい言いながら時間があっという間に過ぎていきました。 さて、この後、どうするの?と、おばあちゃんの知恵袋ならぬ、大正14年生まれと昭和15年生まれのご利用者様にお聞きしたところ、「私の家は農家やったけど、柿の木がなかったから知らんわ」「私、こんなんしたことないわー。」という返事。そうか、知恵袋に入ってないもんもあるんやなあ。
「○○さん、現在の知恵袋は、スマホにあるんやで。ちょっと聞いてみるわ。」ということで調べたところ、熱湯消毒か焼酎消毒して吊るすとよいことがわかり解決しました。
ぼだいじデイサービスセンターいこい