2018.09.28

いこいの日常生活(9月のある日)

朝、いこいに到着した時から、ご利用者様はそれぞれの役割を進んで行ってくださいます。テーブルの上に置かれた「洗濯物」を「ふきん、台ふきん、エプロン、作業に使った手袋など」に分けて丁寧に畳んでくださる方。一人が楽に過ごせる方には、朝、来られたら、茶碗拭きができる準備をしておくと、普段どおりのように茶碗拭きをして下さいます。「4合」という紙を置いておくと、ある方はいつものようにお米を研いで炊飯器に仕掛けてくれます。洗濯物を干してくれる方、ごみ袋をステーションまで捨てに行ってくれる方など、すべての方がご自分の役割と感じて行動されています。

私たちは、「ごみステーションまでの道を覚えておられるかな~」とか、それぞれのちょっとした変化を感じ取りながら、日常生活を楽しんでいただくよう援助しています。

洗濯物たたみ
台ふきん、ふきんを分けて丁寧に畳んでおられます

お茶碗をいつもお座りになる机に置いておくと

何もお願いしなくても、隣のお盆にお茶碗を拭いて重ねてくれます。

「今日は4合やな」と言って、さっさとお米を研いで炊飯器の準備万端です。

拭いて頂いたお茶碗を運んで

棚に入れていただける方もおられます。

洗濯物を外に干しに行かれています。

ご利用者さんから、「ごみを持ちますよ!」と言って下さり、100mほどの道を結構な重さのごみを持ってステーションまで運んでくださいます。

 

ご利用者様は、他の方の行動をよく観察しておられることがわかります。

最初の頃は、勝手がわからず動くことができなかった方も、だんだんとご自分のことは自分でやろうとされたり、他の方への気遣いも表に出せるようになって来られる方がほとんどです。

一人でいると、気が進まない事でも、みんなと過ごすことで、自分もやってみようとする気持ちが湧いてくるのかな、と感じます。

 

ぼだいじデイサービスセンターいこい

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