2019.09.20

虹の敬老会での発見

☆敬老週間☆
9月も半ばを過ぎ、日に日に秋めいてきているように感じる今日この頃です。中秋の名月もすぎ、澄んだ夜の空には綺麗なお月様、送迎中やデイに来られている時の昼間は秋の到来を告げるうろこ雲、季節の変わり目を、皆さんと話したりしながら感じています。

 

さて、9月16日は「敬老の日」
デイサービス虹でも、この一週間は敬老週間ということで職員から、ご利用者様一人ひとりに心を込めてメッセージを書きました。職員が「◯◯様」と名前を呼ばせていただき、そばへ行き顔を見ながらメッセージを読み上げると、ご利用者様は恥ずかしそうにされながらもとても嬉しそうな表情になり、最後に手渡しされるとご利用者様からも気持ちのこもった「ありがとう」が返ってきます。

メッセージを読ませていただいている間、嬉しさで笑いが止まらず「笑いすぎて前歯が取れそうや」と言われる程、嬉しさを表現される方もおられました。

サプライズでしたので、ご利用者様一人ひとりのいろんな表情が見られました。すべての方に共通することはご利用者様全員が、すごく嬉しい笑顔でカードを受け取ってくれたことです。

デイサービスご利用の方の中には、敬老の日と言われてもピンとこない若い方もおられます。そういう方にはラブレターだと思って受け取ってくださいねと伝えると、照れ笑いされたものの、恥ずかし嬉しそうな笑顔が見られました。

☆敬老週間のもうひとつのサプライズ☆
敬老の日の特別メニューの昼食を1日限定で用意させていただきました。お赤飯や大きな海老が付いた天ぷら盛り合わせなど、お祝いを込めて豪華な色とりどりの食事でした。

虹での食事は、近江ちいろば会直営の厨房があり、皆さんが喜んでいただけるようにと365日働いていただいています。このような方がいていただけることに感謝です。

この日は、男性・女性二人で食事準備の盛り付けをしていただきました。

天ぷらの盛り合わせをされているとき、

「◯◯がひとつ足らへんで」

「あっこに2つも入ってるやん(笑)」

「こう盛り合わせたらきれいかな」

など相談して、たくさんの会話しながら綺麗に盛り付けて下さいました。

職員はほとんど補助するくらいで、ほとんどご利用者様が盛り付けしてくださいました。今まで家ではしたことない方、以前はしてたけどもうしなくなったがデイで食事準備することで、また家でもしてみようかなと思っていただけると嬉しいです。

座って食事を待っておられた方は、特別メニューがどんなものなのか「ウキウキ」され、運ばれてくると色とりどりのいつもと違うごちそうに、目を輝かせるご利用者様たち。

品数ははたくさんありましたが「美味しい、美味しい」といいながらすべて食べられる方も多くおられました。デイルームにはいつもより「美味しいなぁ」という言葉が飛び交っていました。
虹では、配膳と下膳に関しては出来る限りご利用者様に行っていただいています。出来ない方には、ご利用者様同士とは、職員とかで行っています。このようにすることで、今まで以上に活動的になってきました。

日に日にご利用者様の出来ることが増えてきているのも、ご自身が出来ることはしようと思う気持ちが増えてきている証だと思います。

元気に動いていただくご利用者様がいるとルーム内全体が明るく感じます。敬老の日をすぎ、今よりも少しずつでも出来ることが増え、ますます元気が見えるデイサービス虹になること間違いなし❗ですね。

秋晴れ続く中、朝晩の冷え込みもありますが、月や空を眺めたり、秋の香りや虫の声を聞いたりしながら、心地よい秋の良さをご利用者様にも感じてほしいですね。

ぼだいじデイサービスセンター虹

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