2020.08.27
素敵な利用者の皆様のおかげで
ゴーヤ料理
「緑のカーテン」として、今年もボランティア様に立派なゴーヤの棚を作っていただきました。そのゴーヤがたくさん実ったので、利用者様に10個ほど収穫していただきました。
このゴーヤを使って「料理」をしましょうと利用者さんと話し合うと、
「ごま油で炒めて、醤油とみりんで味つけたらいいよ。卵や豆腐を入れたらいいね。」などと教えていただきました。
「この、わたが苦いからしっかり取るのよ。塩を振ってもんでね、少しおいてから、熱湯をかけたら苦味が抜けるよ。」
などとなれた手つきでしてくださいました。
ごま油をひき、炒めてつゆの素をかけて味付けしたのですが、苦味が残ってしまい悩んでいると、看護職員も加わり「佃煮みたいに酢を入れたらいいよと」とアドバイスをくれ最後の仕上までしてくれました。
さっきより苦味が薄まって、とてもあっさりと出来上がりました。
皆さんに食べていただき、「少し苦いね」とか、「美味しいね」との声が聞かれました。
ご利用様よりポエムをいただきました。
いつも職員の誕生日に合わせて詩を作っていただくこともあり、季節や月に合わせて作られた作品をもってきていただいています。
私たちも毎月楽しみにしています。
今回の作品もとても素敵だったので、載せさせていただくのでご覧ください。
「ペルセウス座流星群」
あなたはそんなにもみつめるから
アンドロメダは気が気ではありません
いえいえあなただけではありません
世界中の女たち
眠そうな幼女が
昼間 野原を駆けていた少女が
昨日婚約した若い女が
男と喧嘩別れした女が
化粧ののりが悪くなったと嘆く女が
八月の夜 北天をみつめるとき
そこにいるのはペルセウス
婿殿に注がれる幾万の女の眼差し
そばにいるアンドロメダが気を揉むのも
無理からぬところでしょう
引っ掻いた天球に
一瞬光る黄金色の爪痕
数えれば それは
今宵 天をみつめた女たちの瞳の数
ぼだいじデイサービスセンター虹