2019.05.03

平成から令和へ

今週は、元号改元となりましたね。

そんな中、ぼだいじデイサービスセンター虹でもいろいろな取り組みを行いました。

まずひとつ…

書道が得意な利用者様に、虹のルームに貼る新元号を書いて頂きました。一文字ひと文字、心を込めて力強く書いて下さいました。

 

虹には昭和、平成、又は大正時代から今まで生き抜いて来られている利用者様が来られています。私達には知らない多くの苦労や戦争などの経験をされています。時代は移り変わっても、昔の貴重な経験など、次の世代の方々へ私達が伝えていけるように、虹に来ていただいている利用者様からこれからもたくさんの話を聞いていくのも私達の仕事のひとつであると思います。

☆「令和」がどんな時代であってほしいか利用者様に聞いてみたところ、
「世界中が平和であってほしい」
「虹の皆さんが仲良く元気に過ごしてほしい」
いろんな思いを答えて下さった中でも、虹のことを話してくれる方が多くおられました。虹の皆さんのことを考えて頂いてる利用者様がたくさんおられることはとても嬉しいことです。

 

そしてもうひとつ…

3週間前、あるご利用者のMさんが、「スタッフEさん、良い声しているから僕が昔作った紙芝居を読んでくれませんか」とおっしゃってくださいました。

実は、この紙芝居はMさんが切り絵で作成された立派なものです。

翌週、紙芝居リストをもってきてくださり、「どんぐりころころ」という紙芝居に決めました。

いざ当日を迎えると、手作りの紙芝居の土台と拍子木つきの立派なものでした。

虹では、毎日昼からのプログラムをご自身で決めていただいていますが、手作りの紙芝居を見たい!と選ぶ方が6名おられました。

男のご利用者さんは拍子木を、「タンタンタンタタタタタ」と相撲が始まる時のような音を元気に出してくださいました。

内容はポエムの審査員もされる程のMさんらしく、優しい内容でした。聞いたご利用者さんは「心が洗われました。」「昔は5円で水あめ付きで見に行ったの思い出した。今日は良かったわ」「私も弁士やってみたい」といつもはプログラムに参加されない方も喜んでくださり、Mさんも「まだ作品があるので持ってきます。次は女性スタッフさんに読んでもらいます」と次への意欲を見せてくださいました。

Mさんがみんなの前で声を出すのが初めてみられるなど、自らやってみようという自律のプログラムとなり虹のテーマである沢山の元気が見えた時となりました。

最後にもうひとつ…

午後のプログラムの一つに「癒しの手浴」を希望者の方に提供しています。

利用者の方からは「手がポカポカする」とか「手が見違えるように綺麗になった」とか「気持ちが落ち着くわ~」などの声が聞かれました。

適温のお湯に、ローズマリー(血行促進や新陳代謝を促し集中力や記憶力を向上させる)、ラベンダー(神経を鎮める作用があり、リラックスでき安眠に繋がります)等の香料を入れていますが、今後はもっと喜びの声が聞こえるように検討していきます。

 

 

「令和」という新たな時代に利用者様の目標や夢に向かって、職員も一緒になり、利用者様と職員みんなが、心や身体共に元気に過ごせるデイサービスになるように新しい「令和」の時代を歩んでいきたいと思います。

ぼだいじデイサービスセンター虹

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