2020.03.03
*いつまでも元気に自分の足で*
ぼだいじデイサービスセンター虹では
毎日14時から「なないろ体操」(虹の理学療法士が考えました)の下肢体操を行っています。
下肢筋力、柔軟性、バランスアップのためにボールやラバーバンドを使用した体操も行っています。
昼食後、お腹も満たされてウトウト眠くなっておられる利用者様も
「いっち!にーっ!さんっ!」と、
元気に大きな声を出し意欲的に取り組まれています。
体操を行うときに、この動作は日常生活のどのようなことに効果があるのかをお伝えすることで、さらに意欲的に取り組んでおられます。
回数を重ねるごとに皆さん足の動きが良くなり、
職員の私の方が、バテてしまうほど……。
「いつまでも自分の足で歩きたい。自分の足で車椅子を自走して好きな場所へ行きたい」
体操をしながら、皆さんの、強い気持ちが伝わってきます。
*昔懐かしい音色*
今回ハーモニカボランティアの「ばっちゃんクラブ」様が来訪して下さいました。
ハーモニカと言えば昔からある身近な楽器で、
利用者様の中にも
「昔よく吹いてたなぁ〜」と話されている方が数名おられました。
ハーモニカの演奏に合わせて歌われる利用者様。
「懐かしいなぁ〜」と言う声があちらこちらから
聞こえていました。
ボランティア様の中に、昔利用者様のご主人様に
ハーモニカを教わった方がおられ、当時の事を懐かしそうに話して下さいました。
本当に人のご縁って素晴らしいですね!
皆さんと少し離れたご自身のお席で、演奏を聞かれていた利用者様が、お席を立たれボランティア様のそばに来られ歌を口ずさみ始められました。演奏も終盤に差しかかろうとした時、
その後も穏やかな表情で演奏を楽しまれていました。
音楽って人の気持ちも動かす、とても素敵なものですね。
昔懐かしい音色を聴きながら、笑顔で歌を口ずさまれ、とてもあたたかな時間をデイサービスで過ごすことができました。
ぼだいじデイサービスセンター虹