2019.10.30

心と身体が動く元気が見えるデイサービス

10月23日パン作りプログラムを行いました。

昨年の4月からパンつくりを始めましが、どうしたらご利用者さん主体で、していただけるようになるか考え行なってきました。

最初の頃は、参加者も少なかったので、マンツーマンでついてしないとできず、パン作りのための人員を確保しないとできない状況で、急な対応が入ってきたりすると中止せざるを得ない事もありました。

1年が立ち、今では男性ご利用者さんが、やる工程ややり方を覚えてくださったので、今回は、職員がずっと付きっきりでいなくても、どんどん進めてくださいました。

先週来ていただいた、教育実習生にもやり方を教えてくださったり、パンつくりを希望されている他のご利用者さんにも教えてくださったりしています。

そして、できあがったパンは、食べたいご利用者さんも食べ、事務所の職員さんにも届けてくださるのが日課となっています。

「パン作りは好き」とおっしゃってくださり、「他の用事があってもパン作りがある水曜日は、休まない」とケアマネジャーさんにも言ってくださっているとのお話を聞き、とても嬉しかったです。

 

また、10月からご利用くださっている女性のご利用者さんも「私が来る日にはパン作りを予定してくださっている。今日はあっという間でした。パン作りがおもしろかったです。レシピがほしいです」と満足の声を聞かせてくださっています。

ここでできるようになって、家でもできるようになっていただければと思っています「心と身体が動く元気が見えるデイサービス」が、ぼだいじデイサービスセンター虹のスローガンです。

ご利用者さんが主体的にやりたい事をして、活動的にお過ごしくださるようになる事は私の働きがいのひとつです。

他のご利用者さんは喫茶コーナーもご自分でできるようになって、コーヒーやカルピスをふるまってくださっています。「私がママをすると、沢山飲みにきてくれる」と喜んでしてくださっています。

役割があると皆さんの様子がイキイキされているのがよく分ります。

焼き鳥プログラムも同様です。

私達の事業所では、これからも利用者さんが役割を持ちイキイキして「心と身体が動く元気が見えるデイサービス」として、このような取り組みをふやしてまいります。

 

お米の脱穀も行いました。

昨年のバケツ田んぼの稲は枯れてしまいましたが、今年は無事収穫できました。

一昨年は無事に収穫できましたが、脱穀した後、職員が外に籾殻を吹き飛ばしに行き、顔や頭に籾殻がかかり、それを繰り返すという作業が大変でした。

ですので、今年は

①稲穂をコップにひっくり返したもので、しごく

②すりばちで、軟式野球ボールでする

③袋に入れて、空気入れでもみを吹き飛ばす

④さらに、きれいな米を選別するというという方法で行いました。

皆さん珍しい方法に興味深々で、「弥生時代みたいやな」と大笑いしながらも「こんな方法でできるんや」と驚いておられました。あるご利用者さんはそれを見て、「昔は、すったもみと米を分別するのに、ざるにのせ、チャーハンを手首で返して浮かすように、宙にうかせ、吹き飛ばした」との事でした。なるほどと思い。昔の方の知恵はさすがだなと思い、来年は試してみようと思います。

 

 

ぼだいじデイサービスセンター虹

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